さくらの芽

読んだもの、見たもの、気になったことを大学院生のさくらさんが記録するブログ

『夢の中の夢』タブッキ

アントニオ・タブッキの『夢の中の夢』読了

ラブレーゴヤフロイトからペソアまで、20人の巨匠が

見たかもしれない夢を、タブッキが、描いている。

その夢は、どれも短いが、20人への深い理解なしに書けるもの

ではなく、巨匠への理解をさらに深めてから、またこの本を読んだら、

新たな発見があるに違いないと思わせられる、そういう作品。