さくらの芽

読んだもの、見たもの、気になったことを大学院生のさくらさんが記録するブログ

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

バターしょうゆ海苔

昨日、池袋の「国民酒場雲母」で 食べたバターしょうゆ海苔の味が忘れられない。 海苔自体が厚みがあって、美味しかったし、 バターの香りがふわっと香るのが最高だったなあ。 「さえずり」「砂肝刺し」に「美生柑サワー」 美味しいものを食べられてしあわせ…

歌声喫茶「灯」の青春

丸山明日果,2002,歌声喫茶「灯」の青春(集英社) ある日、若い、目の大きな女性が大きな口をあけて歌っている 写真を見つけた著者。これが、半世紀前の母の姿であることに驚き、 母へのインタビューを開始する。 著者は「うたごえ運動」も「歌声喫茶」も…

『ドラゴンは踊れない』

『ドラゴンは踊れない』アール・ラヴレイス著中村和恵訳 みすず書房(2009) カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴの首都ポート・オブ・スペイン のスラム街で、若き青年たちは喧嘩や年に一度のカーニバルの準備、スティールバンドでの演奏をしながら生きて…

『読んでいない本について堂々と語る方法』

『読んでいない本について堂々と語る方法』ピエール・バイヤール著 大浦康介訳 筑摩書房(2008) 読書というものは、それをすることが社会的に全面的に肯定されているため、 「その本は読んでいない」とは言えないという圧力がある。しかし、本書によれば、…

動ける仕事

仕事をする、というのはどうしてもsite specificな側面がある。 当たり前の話。 でも、私は自由に動いていたい。そう考えると、私はどのような 職業につくべきなのか。世界中どこでも必要とされて、ジョブハンティング する気概があれば、拠点を自由に移せる…

駒場博物館でフラメンコ

授業の一環で、6月に駒場博物館での学生トークを任されている。 いわゆるサイエンス・カフェ的な。 っていっても、私のディシプリン、研究関心から紹介できることって なにかな~っていう。 そう考えたときに、とりあえずフラメンコしようって話にはなるん…

いいことを数える人生

「いいことを数えなさい」「ためいきをつくとしあわせが逃げるよ」 この二つは私が祖母から教わったことである。 些細なことでいいから、毎日うれしかったこと、頑張ったことを 数えながら生きていくほうが、たのしく生きていけるよね、っていう話。 では、…